沈黙の歌Song of Whisper in Silence
沈黙の歌Song of Whisper in Silence
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2024-02-08 00:00:00

このサイトについて

初めての記事なので、サイトの由来でも書いてみようかなと。

もともとこのドメイン(サイトの住所ですね)は、私が人生の師と仰ぐ方のものでした。
プライベートのサイトで、師匠のご家族もその存在を知らなかったと聞いております。

2013年に師匠が亡くなり、その半年後何の因果か師匠の経営していた企業のスタッフから声がかかり、日本から遠く離れた南国へとやってきて早11年目。
今日も後ろではイスラムのお祈りの時間を知らせるアザーンという生演奏が爆音で流れています。モスクがすぐ側にあるからめっちゃ喧しいんだな……(;´Д`)

で、管理する人の無くなった師匠のサイトは当然そのまま放置される羽目になりました。
一応師匠の部下だったイラン人が暫くは管理していたのですが、何せそのサイト、膨大なテキストのほとんどが日本語だったため彼は内容を全く知らなかったと思いますw

数年後、師匠の会社も清算しサーバーも畳み、サイトは見られなくなりました。
そこから更に数年後、ドメインの有効期限は確認していたため、それを待って取得したのは……まぁ、何というか私のワガママですね。
何せ師匠に繋がるものは、教えてもらった事はともかく、それ以外だとこのドメインだけしか残っていませんでしたから。

そんなわけでドメインは確保したものの、とりあえずは作りたいものも無くただ維持だけしていたんですよねぇ。
育児にも忙殺されていましたし、何を思ってか四十路手前にしてプログラミングを学び始めて、それが仕事に繋がって充実した生活……を送っていたらコロナ騒動に振り回されて(´・ω・`)、それどころじゃ無かったというのが本当のところです。


そこから時は流れまして。


本格的に一次創作の執筆を始めたのは2023年の10月です。
その段階では「一応公開はするけど、こんな性癖マシマシな小説を読む人はそうそうおらんやろし、まぁpixivに置いといて性癖に刺さる人が1人でもいりゃいいか」と、99%自分の性癖を満たすためだけの創作でした。
他にも理由はあるのですが、その辺はまた追々に。

それが思った以上に読んで下さる方がいて。
もうね、冗談抜きにいいねやブクマ貰う度に画面に向かって「ありがとうございますありがとうございます」って頭下げてるし、感想なんか貰った日には嬉しすぎてタイル張りの冷たい床の上でゴロゴロ転げ回っておりますww

その時にふと思ったのです。
「どこかのサービスを使っている限り、この文章はいずれ消える」と。

25年以上、ネット上で何かしら書いていれば、それなりにいろんなサービスを使ってきています。
古くはジオシティーズから始まって、各種無料ブログサービス、Teacupなどの掲示板やチャットのサービスもありましたねぇ……

一番最初に作ったホームページは、Waybackを使わないと見ることができません。それも不完全な形で。
今手元に残っている文章は、独自ドメインで運用している育児ブログだけです(最近放置していますけど)

となれば。
折角それなりに性癖に刺さる人もいるみたいだし、かつて自分がその性癖を満たすために(更に沼に嵌められたとも言いますが)利用した個人サイトの形で残しておけば、ただでさえ供給の少ない分野にちょっとでも供給ができるんじゃないか……そう考えるのはもう必然だったのかも知れません。

これまでやって来た仕事柄、手元には使っていないドメインが残っています。
その中でこのドメインを選んだのは、執筆を進めていくうちに話の中に紛れ込んだ「師匠へのanswer」を読み返す中で見つけてしまったからです。

その詳細については、ここでは敢えて触れません。かなり個人的な事なので。
ただ10年の時を経て、よりによって性癖全開のエロ小説の中で生前にもらった師匠からの問いかけへの答えを書いてしまった(しかも無意識に)事に気づいた時

これはもう、このドメインを使うしかない

そう即断していたのです。

サイト名「沈黙の歌 Song of Whisper in Silence」は、実は師匠の作成していたサイト名をそのまま使わせていただいてます。
あ、師匠は真面目な方でしたよ!サイトも至極真面目なものでした。まぁご本人はお尻と中東の女性が大好きでしたけどww
師匠のサイト自体は亡くなるまでの3年間しか稼働しておらず、サイトを通じて師匠と交流があったのも自分1人だと聞いていますから、きっとこのサイトの昔を知っている人には出会わないはずです。

というか、出会ったらまずいですww
正直この事実を師匠が知ったら、幽霊になっても後ろから跳び蹴りくらいは食らわされているかも知れないと思いつつここに作りましたからwww

というわけで、実はただのエロいサイトに見せかけて色々と想いの詰まった場所なのです、ここは。
まぁあくまでも私の個人的な事情ですので、訪問者様におかれましてはその性癖を少しでも満たせたらそれで十分嬉しいです。

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