2024-12-16 12:47:00
初めての同人誌を海外から作った話
同人誌、いつかは作ってみたかった
同人誌というものの存在を知ったのは今から遡ること30年以上前。
中学の同級生が幽白の同人誌を作っていたんですね。教室で。
当時は自分も幽白にハマっていて、同人誌にも興味はあったのですが、何せ私絵を描くのは好きだけど壊滅的に下手だったんです。
絵というかクリエイティブ関係全般ですね……クマのぬいぐるみを作れば犬と間違えられ、絵を描けば謎のクリーチャーができあがり……ペーパーテストが無ければ美術の成績は地を這うレベルでして(´・ω・`)
なので美麗なイラストを授業中にカリカリ描く(今思えば寛容すぎるだろ、この中学校)友人を羨ましく眺めつつ「同人誌作るのかっこええな……でも自分には無理やな」とあっさり諦めちゃったのでした。
そこから時は流れ、現在。
まさかの性癖全開な小説を書くようになり、書いたからには製本したいという気持ちがふつふつと湧いてきまして。
特に処女作品のサンコイチはいつか本にしたいと企んでいます。
……ただですね
企むのは良いんですが、そのサンコイチの文字数
本編だけで
59万字
…………どう考えても書籍は鈍器確定です。
いや、鈍器にしたって複数冊確実です。武器が書籍二刀流とか新しいな(白目)
そうなると先立つものの問題が出てきまして。
そう、印刷費用でございます。
学費のかかるお年頃の子持ちとしては、鈍器数冊分の印刷費用などそうそう簡単に出せるものじゃねぇ。
ついでに当方、現在海外在住。コミケに参加は物理的に不可能。分かりやすく詰んでいる。
ということで、同人誌を作るにしても2年後かな?なんて思っていたんです
――そう、つい先日までは。
全てはここから始まった
「ある二等種の慟哭」を連載していたある日、XのTLはC105の当落発表で賑わっていました。
「死ぬまでに一度は行ってみたいよなコミケ」と思いつつ、界隈の皆様におめでとうリプを打っていたら、ナイショさんからリプが。
「そういえば颯さんブルアカしてますよね」
うん、してますね。アルちゃん推しですね。
「ところで、テーブルの上にかなりのスペースがありますよ……?最近はオンデマンド印刷の進歩で……」
……
…………
いん、さつ!?( ゚д゚)
それはつまり、ブルアカの二次小説を本にすると!?
いやぁ、流石にブルアカは……ブルアカは……
アルちゃんに貞操帯嵌めて楽しむお話しか、思いつかないなぁ!?(思いついている)
これが11/9。
とはいえ、この段階では「まず慟哭を完結させてからにしよう、本を作るって大変そうやしな」くらいに思っていました。
ただまぁ、思いついた話は書きたい。既にネタ帳にはメモったし、こう言うのは書いて出しておかないと妄想が暴走するしな!wwということで、慟哭の完結、後はこの段階で決めていた個人開発が一段落した段階で、本編に入る前に書くことにしたのでした。
……ちなみに、二次創作自体はスマホでその時々にハマったものをたまーに書いていたので全く初めてではありません。ありませんが、人に読んで貰ったのはFF14のうちのこ小説だけ。
つまりほぼ初めて状態。本当に何とかなるのか!?
海外から同人誌製作、できるん?
「ある二等種の慟哭」の連載を終え、小説フォーマッター「TidyUpWriter」を開発して一息ついたのが11/26。
本編は年末年始あたりからpixivで連載予定だし、折角思いついたアルちゃんの話でも書こうかな……流石に今から書くんじゃ本は無理じゃろ、とXで呟いたらナイショさんからリプが。
「一週間あればオンデマンド印刷でちょちょいのちょいです」
……まじか
多分6-7万字で終わる(終わらせる)筈だし、一週間もあれば書けちゃうかな……
あ、でもその後に組版?とか表紙?とかあるんよな
そもそも印刷所を探すところからやけど……
まあええわ、やってみるか!
ということで11/27からぼちぼち執筆を開始すると共に、小説同人誌作成に必要な情報をかき集め始めたのでした。
そう、この段階では私はすっかり忘れていたのです。
自分が海外に住んでいる事を
ナイショさんと連絡を取り、更科先生に相談したほうがいいのでは?となってメッセをした段階で「印刷所は何か問題があったときに電話で連絡をしてくる、そもそも海外からの入稿を受け付けるかが分からない」という事実を初めて知ります。
うん、気付くのが遅いね!ww
「とにかく印刷所が決まらないと何も始まらないです」
そりゃそうやな!!
ここから慌てて印刷所に連絡を取りました。
問い合わせたのは3カ所。事前にざっくりした金額を確認し、かつ複数情報筋からお勧めされている印刷所です。
条件としては
- 海外在住
- C105参加サークル様(ナイショさんところ)&メロンさんで委託販売
- 決済手段は銀行振り込みかカード(日本発行のものあり)
- 連絡手段はメールのみ、もしくは国際通話
これでも受け付けてくれるか。
結果としては、3カ所とも上記の条件であれば問題ありませんでした。
発送先が国内であれば、連絡自体はメールでも問題ないとのことです。
ただ、印刷所によっては会員登録フォームが日本の形式じゃないと登録できないため(これはメロンブックスもそうでした)一旦別の住所(私は一時帰国先を使いました)を登録した上で別途海外の住所を知らせる必要があります。
最終的には一番レスポンスが早かった「ねこのしっぽ」様に決定しました。
この段階で入稿締め切りは12/14に確定。まだ2週間近くあるし何とかなるじゃろ、多分。
なお執筆中に気付いたのですが
私、現物に一切触れること無く頒布しようとしている
まさかのフルリモート頒布だよ……
私が現物を拝めるのは、次の一時帰国、すなわち来年の夏です。
万が一それまでに売り切れてたら「出した本人が本を手にできない」事態が発生しますww
多分大丈夫だとは思うけどね!いやぁ、良くこんな状態で本を出そうと思ったよね!
推敲・校正……Adobe税を払わずに組版したい!
執筆自体はね、そんなに大変では無かったんです。
最初から短編を書くと決めて、もっと濃く書きたいところをぐっと抑えてあっさり目に流し、エピソードを厳選すれば7万字は超えない自信があったので。
1年煩悩の赴くままに書いてきたお陰で「推敲前の文字数から1割増える」のは分かっていたので、最初の文字数を6万字以内に抑えることを目標としてました。
……うん、正直もっとコテコテに濃い闇鍋ものが個人的には読みたいけど、そういうのは本編にぶつければよろしww
つまり次回も闇鍋系です。いやもう、そう言うものしか書かないからね!w
で、
いつもはポメラで執筆後、ポメラで1回、その後スマホにデータを映して1回推敲(と校正)をして公開しますが、今回は本だから縦書きなんですよね。
横書きと縦書きだと少しお作法も違うし、出来れば組版前に推敲したい。
そして何ならAdobeは使いたくない。
だって高いんだもん
仕事の関係で数年前までは敬虔にもAdobe税を払ってたんですけどね。
今はAfinityでイラレとフォトショの代わりは十分務まるし、そもそもiPadのクリスタがあればそこまで画像加工で困ることも無いです。
しかし組版となると、InDesignの足音が……
一応Wordでも組版出来るという話は見たけど、こちとらこの25年ほぼずっとMac生活で、ドキュメントはPagesかグーグルドDocs頼り。Wordなんてほとんど使ったことが無いんだよね!
そこで思い出したのが「縦式」というエディタでした。
Mac、iOS対応の縦書きエディタで、PDF出力も付いている優れもの。
しかも塗り足しや余白、フォントの設定を選ぶだけで組版が完成しフォントも埋め込んでくれるのです!
執筆しながら先人の組版設定を調べ、サンコイチの文章を流し込んではテストすること十数回。
最終的にこの数値で今回は試すことにしました。
これが実際にプリントして実験したもの。
こんな感じでちょっと変えては印刷し、床に並べて眺め「フォントは9ptじゃないと目が辛い」「え、8.5ptでも余裕じゃん」と子供の若さを思い知らされつつ(´・ω・`)今の設定に。
この段階でページ数が確定したので、印刷所に申し込みを行いました。
フォント沼にハマる
フォントね、好きなんですよねぇ……٩( ᐛ )و
一応Web系でフロント寄りのデザインもする何でも屋してるので、フォントにはちょっとこだわりがあります。自サイトの本文フォントは絶対にNoto Sans、これは譲れない。
縦式はデフォルトだとiPadに入っているヒラギノ明朝になるんですよね。
いや、ヒラギノも悪くはない。悪くは無いんだけど……ブルアカだし、もうちょっと柔らかい明朝が欲しい……
iPadはFontcaseというアプリを使えば、フリーフォントを組み込むことが可能です。
で、あちらこちらからフォントをダウンロードしては出力し印刷して見比べること数時間。
本当は源暎こぶり明朝が使いたかったのですが、ウェイトが一つしか無く、今回の印刷所はフォントが痩せるタイプと聞いたので断念。
入稿直前までかなり悩んで、最終的にはしっぽり明朝のセミボールドを採用しました。
なおこの間、子供に何度も「どっちのフォントがええかなぁ」と聞いたものの
「違いが分からん」
と一蹴されてしまいました……ぐぬぬ(´;ω;`)
このフォント沼、実は表紙作りでも発動します。
もう夜は寝落ちするまで、昼は買い出しに出ても移動中はずっとフォントを探し続ける程、のめりこんでおりました……
表紙……えっちいって何だ!?
実は一番大変だったのは、表紙かもしれない。
今回短期間で本を作ることになったので、挿絵まで作る時間はとても取れそうに無くてですね。
そしたら更科さんから 「めちゃくちゃエッチな絵にして下さい。控えめにすると全く売れません」とのありがたいお言葉が。
うん。
エロくする。OK分かった。
分かったけど
エロいって、なんだ?( ゚д゚)
はい。ここで大問題が発生しました。
男性向けの性癖マシマシエロ小説を書いているとは言え、残念ながら中の人にtnkはついておりません。
ぶっちゃけ私は、貞操帯(貞操具)がついてりゃそれだけで十分なわけですよ!そこにラバーとか拘束とか医療器具が添えられていると更に美味しいね!くらいなもんです。
つまり
男性がエロいと思う構図が全く分からん(´・ω・`)
これは本気で頭を抱えました。
まさか私以上に「画伯」な夫に「エロく見える構図を教えて」と聞くわけにもいかず、悩んだ末に取った行動が
先人に習え
メロンブックスの同人誌表紙と、貞操帯もののAVジャケットをひたすら見て分析するという、力業でしたwww
執筆しながらとは言え、構図を決めるだけで丸々2日も費やしたのは初めてだよ……にしても貞操帯もののAVなんてあったのね、今回初めて知ったわw
最終的には2案に絞り、そこからナイショさんの意見を頂いて今の表紙に決まったのでした。
カラーラフです。
裏表紙が団子キャラですww
子供が覗いて「可愛いやん、一部可愛くないものがあるけど」とぬかしおりました。
貞操帯は(貞操具も)可愛い、いいね?(真顔で)
決まってしまえば後は描くだけ。
ゲームのスクショと資料集とを睨めっこしながら、手にiPadを、小脇にアイスノンを抱えながら「何で人類は裸族じゃ無いんだ」と嘆きつつ描くこと数日。
もうね、裸はアナログでパンイチ刀剣男士とか描いてたwwからまだしも、服はホントに苦手すぎて……
このために服の描き方の本を購入しました。日本の売価の1.5倍で。
入稿日の朝まで袖のシワをあーでもないこーでもないと描き直してましたよ……多分表紙作成の半分が服の描写で溶けてる……
普段の挿絵も含め、お絵描きはiPadのクリスタを利用しています。
マジでクリスタ(とアセット)が無ければ、イラストなんて描けるようにならなかったと思うよ……もうセルシス様に足向けて寝られませんww
手元で製本して校正しよう
基本的に、仕事は手元に置いておくとどこまでも凝り始めてしまうのでさっさと仕上げて手放す派。
なので今回もその調子で終わったらさっさと本文だけでも放り込んでしまえ!と思っていたら更科さんから
「入稿前はプリンターでA4に2ページをまとめる書式(プリンター側の設定)で印刷し、半分に折ってホチキスで留めて製本すると、誤字脱字が出るんですよ」
という話が。
なるほど確かに印刷した方が画面で確かめるよりやりやすそう。
何より普段仕事で使うエディタは20pxというでかさでないと、目がしんどい私。アナログで読めるならそれに越したことは無い。
言っておくけど老眼ちゃうで、元々弱いんよ!!……むしろもっと悲しいなこれ(´・ω・`)
と言うわけで早速プリントアウトしようとして気づいた
この家にホッチキスは存在しない
……こっちに来て12年目、もしかしてこれまで一度も必要としなかったのか……(;´Д`)
「わざわざ今更ご購入なら、もしあれば業務用のちょっとイイやつ買った方がいいです」というアドバイスに従い、画材屋(ここで文房具を買うときは、本屋か画材屋が鉄板です)までえっちらおっちら出向いて探した結果
でっかい(;´Д`)
おかしい、私が欲しかったのはちょっとええぶんやった筈!!
誰がこんなとってもええぶん買うてきよるんな!!(´;ω;`)
いや、これには非常に深いわけがありまして。
当地あるあるなのですが、一応画材屋にこれよりワンサイズ小さいステープラーは売っていたんです。
売っていたんですが
針が大きいサイズしかない
そう、商品があるからと言って使える(物理)かどうかは別問題なのです!!ヽ(`Д´)ノ
何なら次にここに来たときに、このステープラーに合う針が売っている保証はゼロです!!
ちなみにステープラーは他のメーカーも含めて何種類か売ってましたが、針はこのメーカーのこれより大きいサイズだけ。
通販を使えば小さい針も手に入らなくは……(その場で調べる)だめだ売り切れじゃん!ってことで、即決お買い上げとなりました。
お値段しめて日本円で1万円ちょっと。円安めぇぇぇ!!
見よ、この威力を!!
本文68Pが大した力もいらずにさっくり綴じられますがな!!
流石最大240枚まで綴じられるステープラー、強すぎるぜ……絶対本帰国の時にも持って帰るんだ……
(日本で針が手に入ることを祈りつつ)
あ、肝心の校正ですが、確かに印刷した方が進みが早いです。
何より本の形式でめくって読むのは気分が上がりますね(*´ω`*)
iPadでの校正は結構大変だったので、今後縦書きでの推敲と校正はこの方法で決まりです。
無事入稿!そして案の定ツッコミが
12/9の朝。
「もうこれでええよな?あわわわ……ええい、押してしまえ!!(ぽちー)」
初めての入稿はガチで手が震えていましたw初めてシステムを納品したときより緊張していたかも知れないww
何にしても、入稿してしまえばもうこちらで出来ることはないですし、後は入稿完了連絡をやきもきしながら待つだけ……
■重要■入稿データに関しまして
ほい来たよ修正!!
まあ初めてのことだし、何かしらは来るだろうと思っていたのでそれはよろし。
よろしなのですが
「本文データに関してですが、フォントのエンコーディングが『ビルトイン』になっています」
…………なん、じゃと……!?
先人の情報からフォントの埋め込みが必要なことは分かっていて、それはAcrobat Readerで確認済みだったのですが、まさかエンコーディングまで問題になるとは思わなかった。
連絡を貰ったのがお昼。
ここから修正のためのドタバタが始まります。
まず、今回の問題に対処するためには「フォントの完全埋め込み」もしくは「アウトライン化」なるものが必要なこと。
これを行うことが出来るのは、Acrobat pro、イラレ、インデザ、そしてWindowsの「Microsoft Print to PDF」であること。
……つまり仕事用のMacじゃ出来ねぇな!とゲーム用のWindows機で試そうとするも、まず英語で躓き(現地調達かつSingle language editionなのです……)ようやっと印刷画面まで辿り着けば
レイアウト崩れまくりやんけ(;´Д`)
ということであえなく断念。
無料のInkspaceを使ってアウトライン化する手法も、縦書きだと一部の文字が対応せず。
Ghostscriptではネットで見る分には問題ないのですが、印刷品質にはならないとどこかで見たので、確認する時間も惜しい今回は除外。
これは諦めて1ヶ月だけAdobe税を払うか……とAcrobat proを申し込むことにします。
3300円……高いなぁ……(ぽち)
数分後
「インストールに失敗しました」
…………はい?( ゚Д゚)
まさかのインストールできない問題発生。
再起動したり、前に残っていたファイルが悪さをしているのかなと消してみたり、あれこれ弄くるも状況は改善せず。
こりゃあかん、とAdobeのチャットサポートに頼ること1時間
「お力になれずに済みません……返金します……」
「はい……」
マジかよ!これは本格的に詰んだんじゃね!?
冷や汗を流しつつ、しかし諦めきれない私。
GPTの力も借りつつあーでもないこーでもないと弄くっていて、ふと気付いた。
「……そう言えば、Acrobat proのシステム要件はどうなんやろ」
一応調べてみます。
そこには我が家の開発機のMacOS11は対応していると書いてあります。
しかし、サポートの人が「これをインストールして」と教えてくれたdmgファイルの中にあったインストーラーを直接開いてみたら、容赦なく現れるモーダルが。
「このソフトはお使いのシステムには対応していません、MacOS12以上が必要です」
ちょ、これやんけ!!
てかサポートよ、私最初にちゃんとOS11使ってるって伝えたよな!?どうして12以上じゃ無いと使えないインストーラを送ってきてるの!!?
がっくりしながら、そして「これで明日開発機に不具合出たら仕事やべぇ」とガクブルしながらOS12へとアップグレードすることを決意したのでした。
……え、なんで最新OSにしないかって?それこそ不具合満載で死ぬ未来が見えたからさ!!
結果として、12にアップグレードしたらこれまでの苦労が何だったのかと拍子抜けするくらいあっさりインストールできました。
再びAdobe税を支払い、アウトライン化して再入稿ボタンを押して待つこと数十分、入稿完了の連絡が来てようやく長い一日は幕を閉じました。
なお、ここまでにかかった時間、実に6時間。
集中しすぎて昼ご飯も食べず水も飲まずトイレも行かず……ようやく再入稿を終えた瞬間、おしがまモードになってた身体から怒られて慌ててトイレに駆け込んだのでしたww
今回のスケジュール
11/27 執筆開始
12/3 1回目推敲まで完了
12/4 組版終わり、印刷所申し込み、表紙作成開始
12/9 表紙完成、入稿
12/11 本文修正、入稿完了
……うん、良い子は真似しちゃいけませんね!
ちょうどこの時期、子供が奨学金をかけた試験中だったのですが、あまりに無茶なスケジュールだったお陰で子供の方に気を取られる暇も無く、やきもきしなくてすんだのは精神衛生上非常に良かったです。
が、次に作るときはもうちょっとゆっくりしたスケジュールにしよう……流石にアイスノンが手放せなくなるのは問題だわ……
ということで、委託頒布します
ブルーアーカイブ二次小説「陸八魔アルのハードボイルドなお守り」
C105一日目(日)東L59a まなうらのトゲ様にて委託頒布します。
メロンブックスでも予約受付中です。
家賃の支払い期限に焦ったアル。
降って湧いた高額依頼に目が眩んで確かめもせず単身乗り込み、危うく売られかけたところを便利屋68の皆に助け出された結果「アルちゃんのお守り」「と、お仕置き」名目でムツキ達が目の前に差し出したのは、まさかの貞操帯だった……!?
ずっとグズグズなのに格好つけるせいで沼にハマっていくアルちゃんと、そんな彼女を優しく追い込んで楽しむムツキ・カヨコ・ハルカの平和な(?)貞操帯管理小説です。
かっこいいアルちゃんはちょっとしかいません。
こちらは、委託先まなうらのトゲ様の新刊です。
ふたなりいいよね!!貞操具も出るよ!
参考文献
今回参考にしたサイト様です。